2016年9月22日木曜日

星を見上げると宇宙旅行できる話

ひと雨ごとに秋深まる今日このごろ。
しかし降りますね。


海で遊ぶと気分一新する話(by中村&金子)の後、
森と星から「ちょっとー!森はどうなのさ?星はどうなのよう?」

とせがまれている気がしてきました^^

ってことで、今日は星のお話をしたいと思います!


八丈島は(もちろん小笠原も)素晴らしい星空でした。
曇っていない限り、見上げなくても目線の高さでプラネタリウムを超えてます。
空がとにかくひーろーいー!

星が見えすぎて、もはや星座は分からない(どっちにしろ分からないんだけど)。
天の川だって、びっしり星の粒まで見えます。
時を忘れる。


我に返らせてくれるもの、それは・・・
「かゆっ!!!」


そう、蚊です。

ひえー、見てるだけでカユくなってくる・・・ごめんなさい。

おなじみ、この白黒シマシマのやつなんだけど
八丈島の蚊はキョーーーーレツでしたよ。
「これ、蚊のかゆみ?!」と思うぐらい何日もしつこくかゆい。
しかも忘れたころに何かの拍子に触っちゃうと猛烈なかゆみがぶりかえしてくるの!涙。


同居人のなおちゃん「昨日、蚊いたよね・・・」
中村「いた~~~!」
なおちゃん「ほんっまナイよね(ポリポリ)」
中村「いや~ナイな・・・(ボリボリ)」


この会話は朝の定番でした。ヤダ。



ちなみに、小笠原の蚊は白黒シマシマではありません。
そして刺された瞬間は、うわ~んっとかゆいんだけど、あっという間にひく。
まあ、どうでもいい話ですね^^


もう秋だからいらないかもしれないけど、
夏に’星を見上げて宇宙旅行’するには虫よけスプレーや蚊取り線香のご用意を◎
時期によっては防寒具もね。
(8月でも島の夜は風が通るから意外と涼しかった。熱帯夜とは無縁)



我に返らせてくれるもうひとつのもの、それは・・・
「首イタ~~~~」


ってことで、寝転ぶ。


ここは南原千畳敷。

星シリーズを撮影した場所です。
島はどこでも暗いけど、やっぱり南原は星を見るのに最高のスポット。

芝生の上のチクチクだったり、虫?か何かの気配はないことにする。



星空しか見えないから、浮いてるような、沈んでるような、
不思議な感覚になってくる。


寝転びながらぽつぽつ近況を話したり聞いたりする。
途中、うとうとしたりする。

「あっ!」
流れ星が流れる。



そうそう、小笠原では、山のてっぺんから月の入りを見せてもらいました。
線香花火の先みたいな、真っ赤でふるえてるような大きな月が
あの素晴らしい海から上ってくるの。

これはWEBのフリー写真で場所は不明ですが、こんな感じ。
これ、太陽じゃないよ、月です。
(iphoneでもトライしたんだけどもちろん全くダメでした)
本物はこの1000万倍すごいです。


海面に真っ赤な月が映る。はしごみたい。


徐々に昇り、その色が白くなるにつれ、満天の星は月明かりで見えなくなる。
地面にくっきりと自分たちの影ができる。


全てがスローモーションみたいな完璧な時間。


星空を見上げていると、
理屈なしに、生かされてるなあって感じる。
気がかりなことや、悩んでたことも小さく感じる。
携帯や電車で確認する時計の時間とは全然違う時間が流れている。



都心では、明るすぎる街灯やビルの電気で星はほとんど見えないし、空も狭い。
月明かりがつくる影を見ることもできない。
だけど、いつでもあの素晴らしい星空が広がってるんだよね!
たまには携帯もPCもやりかけの仕事も放り投げて星を見にいこう。



眼をつぶれば見える。



眼を開けても




ほらね!



手の中にわたしの星空☆




中村 寛子

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