ある日のこと。
夜帰宅すると、同居しているなおちゃんが白いビニール袋をみせてくれる。
なおちゃん「これたろちゃんから。島唐辛子とハバネロやて」
中村「へー。これがハバネロ・・・」
ハバネロっていえば、あれですよ、すっごく辛いので有名な。
心の声:シシトウみたい!
(島の丸っこいシシトウの炒め物を食べた直後だったの)
翌日は台風。
予報のように直撃せず、台風の風や雨はあるものの大したことなかった。
海はもちろん大シケだし、お盆時期に飛行機も船もストップなので
空港は大混乱していましたが、生活には支障なし。
台風前日の海。潮がうねってる。
ちなみに船が来なくなるのでスーパーはあっという間に品切れになる。
品切れトップは牛乳、それから卵らしい。
同居人のなおちゃんもココちゃんも出かけていた遅めのランチタイム。
心の声:ひとりだけどカレーでも作ろうかなー、
あ、おいしい味噌ソースが残ってるんだった。これ使っちゃお!
って事で、冷蔵庫の中にあった野菜を探る。
ちょうど’シシトウ’があるし!
(この時点で、なぜか記憶がハバネロではなくシシトウに入れ替わってる。
低気圧のせい、きっと!)
完熟トマト半分に、カブ、まいたけ、'シシトウ' を入れて、味噌ソースで炒める。
'シシトウ' は小さいから2個。
スープをちょっと味見。
心の声:辛いかも?シシトウって辛いのが時々あるんだよねー
あつあつご飯と食べるし、ま、良さそー。
ここで思いきって'シシトウ'を箸でつまんで取り除き(英断!)、完成◎
心の声:いただきまーす♪
・・・
うーん、やっぱ辛いかも?!
・・・
いや、辛い!
っていうより、ヒリヒリするっ!!!
とその時、(ようやく)ハバネロという響きがよみがえる。
アップで再び。
心の声:Wikipediaだ!
Wikipedia先生「ハバネロの辛さはおよそ300,000スコヴィル(辛さの単位)で、ギネスブックにはウンヌンカンヌン・・・(一気に読み飛ばす)
激烈な刺激性を持っており、飛沫したハバネロの野菜汁が眼の周辺、鼻、耳、皮膚の弱い部分等に付着した場合はすぐに洗い流す必要がある。しばらく放置した場合、火傷のように腫れる場合があるので注意が必要。・・・」
とここまで読んで、そっこー洗面所!!!
口周りを洗う。そして手近にあった手洗い用の石けんでさらに3回。
鼻周りもつんつんする。
心の声:あっ、この洗った水が眼に飛び散ったら危険。落ち着け!
クレンジングオイルで洗う。鼻の入口も洗う。
焦る〜〜〜〜。
ようやくヒリヒリ収まる。
しかし、このヒリヒリ感が身体の中で起こってるってコトだよね?!
とりあえずスイカを一切れ食べる(なんとなく鎮静作用がありそう)。
クックパッド先生によると
「牛乳パックを開き、その上でカットすること。その後、牛乳パックはそのまま処分」
とある。
カットした汁が他へ移らない為の工夫だ。
ひえ〜〜〜〜〜〜。
ってことで、キッチン周りを洗う&拭く。
(指先は翌朝までなんとなく違和感)
怖いようハバネロ。
辛さに時差があるからね!!
ちなみにたろちゃんはピクルスにして食べるそう。
ピクルスってことは丸かじりだよね、信じられない・・・。
お間違え&勘違いなきよう、みなさまのご無事を祈ります。
今日の南原千畳敷。爽快!
中村寛子