中村「いきまーーす!!!」
漁船のとまっている桟橋へ。
漁船でお魚をわけてもらい、その場でさばくのを手伝う。
ままさん「ひろちゃんはウロコとってー。これでこうしてこうして・・・」
中村「はーい」
(ゴリゴリ)
中村「おおっ、ここトゲが出た。いて!」
ままさん「そりゃそーだよ」
中村「できましたー」
(魚渡す)
ままさん「ほらー、まだここウロコ残ってるよ。わきの下もめくってやって」
中村「あっ、ほんとだー!」
ままさん「ウロコが残ってるとねえ、みそ汁の中に入って食べる時ぺっぺってしないといけないからちゃんととってね」
中村「はーいっ!」
(引き続きゴリゴリ)
ままさんはその後、包丁を入れて内蔵や不要な頭をとり、海へ投げる。
すると、サメがどこからともなく集まってきた。
ダイバーに人気のホワイトチップというサメや、全長2mはあったシロワニというサメ。
これホワイトチップ。基本的におとなしい。
シロワニってこれ。大迫力だった。
ちなみにこの時私の手はウロコだらけだったので、写真はありません^^。
地元の中学生たちも集まってきて、みんなでサメを見て喜ぶ。
(彼らは見慣れていると思うけど、それでも見応えがあっておもしろいのです)
もちろん襲ってきたりはしませんよ、念のため。
(エサ食べてる時に水中に飛び込んだらそりゃNGですけど!)
もらってきたアカバ(という魚)はみそ汁にしてくれた。
これは別日に漁師さんが釣ったキハダマグロやヒメダイ。
お刺身にして食べさせてくれた。
こんなにおいしい刺身ははじめて食べたし、
マグロを心の底の底からおいしいーーー!!!と思ったのははじめてだった。
食欲が勝りすぎて写真ありません笑。
ぴかぴかの魚。
紺碧の海と魚。
それを漁師さんたちが命がけでとってきてくれる。
漁師さんたちはとにかく大らかで、たくさん笑うし、明るい。
それを全部肌で感じながら、
ちょうどいいタイミングで食べさせてもらえることのありがたさ!すばらしさ!
この豊かな海の恵みに感謝せずにはいられない。
どうしてこれを食べられるのかとか、どうやってこれができているのかとか、
誰がなにをしてくれてるのか、っていうことにちゃんと目を向けていきたい。
ものごとの背景をこれからももっと身体ごと経験しながら知っていこう、
知っていきたいって改めて思いました◎
ああーーーおいしいです。
まさに「いただきます!」
「ごちそうさまでした!」
中村寛子
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