2016年6月23日木曜日

海の恵みをいただきます!

小笠原から引き続きこんにちはー。


扇裏海岸からの夕陽をみながら、POP-UP-STOREのおみやげにしたい
シーグラスを探しています◎
先着何名様にお渡しできるかまだ未定ですが、お楽しみに♪

******

ある日の午後。
ままさん「ひろちゃーん、お魚もらいにいくけど一緒行くー?」
中村「いきまーーす!!!」


漁船のとまっている桟橋へ。
漁船でお魚をわけてもらい、その場でさばくのを手伝う。

ままさん「ひろちゃんはウロコとってー。これでこうしてこうして・・・」
中村「はーい」

(ゴリゴリ)


中村「おおっ、ここトゲが出た。いて!」
ままさん「そりゃそーだよ」

中村「できましたー」

(魚渡す)

ままさん「ほらー、まだここウロコ残ってるよ。わきの下もめくってやって」
中村「あっ、ほんとだー!」
ままさん「ウロコが残ってるとねえ、みそ汁食べる時ぺっぺってしないといけないからちゃんととってね」
中村「はーいっ!」


(引き続きゴリゴリ)


ままさんはその後、包丁を入れて内臓や不要な頭をとり、海へ投げる。

すると、サメがどこからともなく集まってきた。
ダイバーに人気のホワイトチップというサメや、全長2mはあったシロワニというサメ。

これホワイトチップ。基本的におとなしい。


シロワニってこれ。大迫力だった。

ちなみにこの時私の手はウロコだらけだったので、写真はありません^^。


地元の中学生たちも集まってきて、みんなでサメを見て喜ぶ。
(彼らは見慣れていると思うけど、それでも見応えがあっておもしろいのです)

もちろん襲ってきたりはしませんよ、念のため。
(エサ食べてる時に水中に飛び込んだらそりゃNGですけど!)

もらってきたアカバ(という魚)はみそ汁にしてくれた。

これは別日に漁師さんが釣ったキハダマグロやヒメダイ。
お刺身にして食べさせてくれた。


こんなにおいしい刺身ははじめて食べたし、
マグロを心の底の底からおいしいーーー!!!と思ったのははじめてだった。
食欲が勝りすぎて写真ありません笑。

ぴかぴかの魚。


紺碧の海に生きる魚。
それを漁師さんたちが命がけでとってきてくれる。
野生の生き物が相手だし、天候に左右されるからままならないことばかり。
だからだろう、漁師さんたちはとにかく大らかで、たくさん笑うし、明るい。



それを全部肌で感じながら、
ちょうどいいタイミングで食べさせてもらえることのありがたさ!すばらしさ!
この豊かな海の恵みに感謝せずにはいられない。

どうしてこれを食べられるのかとか、どうやってこれができているのかとか、
誰がなにをしてくれてるのか、っていうことにちゃんと目を向けていきたい。

ものごとの背景をこれからももっと身体ごと経験しながら知っていこう、
知っていきたいって改めて思いました◎



ああーーーおいしいです。

まさに「いただきます!」
「ごちそうさまでした!」



中村寛子

海の恵みをいただきます!

小笠原から引き続きこんにちはー。


扇裏海岸からの夕陽


ある日の午後。
ままさん「ひろちゃーん、お魚もらいにいくけど一緒行くー?」
中村「いきまーーす!!!」


漁船のとまっている桟橋へ。
漁船でお魚をわけてもらい、その場でさばくのを手伝う。

ままさん「ひろちゃんはウロコとってー。これでこうしてこうして・・・」
中村「はーい」

(ゴリゴリ)


中村「おおっ、ここトゲが出た。いて!」
ままさん「そりゃそーだよ」

中村「できましたー」

(魚渡す)

ままさん「ほらー、まだここウロコ残ってるよ。わきの下もめくってやって」
中村「あっ、ほんとだー!」
ままさん「ウロコが残ってるとねえ、みそ汁の中に入って食べる時ぺっぺってしないといけないからちゃんととってね」
中村「はーいっ!」


(引き続きゴリゴリ)


ままさんはその後、包丁を入れて内蔵や不要な頭をとり、海へ投げる。

すると、サメがどこからともなく集まってきた。
ダイバーに人気のホワイトチップというサメや、全長2mはあったシロワニというサメ。

これホワイトチップ。基本的におとなしい。


シロワニってこれ。大迫力だった。

ちなみにこの時私の手はウロコだらけだったので、写真はありません^^。


地元の中学生たちも集まってきて、みんなでサメを見て喜ぶ。
(彼らは見慣れていると思うけど、それでも見応えがあっておもしろいのです)

もちろん襲ってきたりはしませんよ、念のため。
(エサ食べてる時に水中に飛び込んだらそりゃNGですけど!)

もらってきたアカバ(という魚)はみそ汁にしてくれた。

これは別日に漁師さんが釣ったキハダマグロやヒメダイ。
お刺身にして食べさせてくれた。


こんなにおいしい刺身ははじめて食べたし、
マグロを心の底の底からおいしいーーー!!!と思ったのははじめてだった。
食欲が勝りすぎて写真ありません笑。

ぴかぴかの魚。


紺碧の海と魚。
それを漁師さんたちが命がけでとってきてくれる。
漁師さんたちはとにかく大らかで、たくさん笑うし、明るい。



それを全部肌で感じながら、
ちょうどいいタイミングで食べさせてもらえることのありがたさ!すばらしさ!
この豊かな海の恵みに感謝せずにはいられない。

どうしてこれを食べられるのかとか、どうやってこれができているのかとか、
誰がなにをしてくれてるのか、っていうことにちゃんと目を向けていきたい。

ものごとの背景をこれからももっと身体ごと経験しながら知っていこう、
知っていきたいって改めて思いました◎



ああーーーおいしいです。

まさに「いただきます!」
「ごちそうさまでした!」



中村寛子

2016年6月22日水曜日

AMONGのアイテム 船に乗る


シルバーディスカバラという船がバハマの方から来て、

小笠原、鳥島、そして八丈島にやってきました!

この後、三宅島、そして函館に行くそう。

ロマンがあるな、船旅。




八丈島の風景の写真をプリントしたAMONGのシリーズは、外国の方にもいいね〜〜って言ってもらえてとても嬉しい気持ちになりました。


見ればわかる、世界共通の自然。


この後、AMONGのアイテムも船旅で世界を周ると思うと、、、



ニヤニヤしてしまいますね。



私、金子は英語が喋れそうな顔して喋れないで有名ですが、笑

たまたま居合わせたお客様が上手にAMONGのことを説明してくださいました!涙


素敵なキャンドル「スゥィッチャルー」のまきさんと合同販売をさせてもらいました。


キャンドルの色も海のストールにぴったり。



そろそろ夏が来る予感!


もう6/22なんですね〜〜↓

皆様、さりげなく多大なるサポートありがとうございました!



まだ終わってないけど、、、笑


観光されているお客様が帰ってくるまでヒマです。




金子桃子

2016年6月20日月曜日

八丈島シリーズを港で販売!

ついに

底土(そこど)の風景写真を切り取ったAMONGのアイテムを底土で販売できる時がきました!


ミラクル!


「八丈島に外国籍の客船が寄港するので、物産展にアマングさんも参加しませんか?」

というお声がけを頂きました。





八丈島シリーズは

八丈土産にもピッタリだ!と思い、

八丈島観光協会の会員になりました。


そうしたら、こんなイベントからもお声がけを頂けました。


八丈島にウェルカムー!!
というイベントなのですが、

もちろん島の方も見に来ていただけるので、ぜひ遊びに来てください♪

きっと美味しいものとかも出展されるのでは?

何が出るかまだ私は知らないのですが 笑

AMONGのアイテム見逃した!という方も、この機会にぜひどうぞご覧ください◎


外国籍の客船に乗ってる方って、、、
英語かなぁ、、、

不安、、、笑


どんな方が乗っているのか楽しみです♪



6/22(水)12:00〜 、18:00〜

船の入港、出港に合わせてイベントをやるそうですが、その間の時間も物産展はご覧いただけると思います。


場所
底土客船待合所(雨天が予想されるため中の予定です)




世界に羽ばたけ八丈島シリーズ!





金子桃子

梅雨の八丈島はこんな感じです

こんにちは!

湿気のすごい八丈島から金子です。

真っ白↓



噂には聞いていたものの、

重い、、、

シロアリ飛んでる、、、

電気消しといたのに家にも入ってる、、、





この梅雨が明けると一気に


イエーーイ!!!


という気持ちになるよ〜と聞いておりましたが、うん、なる、ぜったいになる。


そうはいっても、晴れ間もたまにあり、夕焼けも綺麗な日もあります。




自然と共に生きている感じがします。


うわっ!!と独り言はいうけれど、
カミキリムシにも、まあ慣れてきました。



雑草的に生えているユリのたくましさを感じたり、


カンナの葉っぱから自然に出てくる雫にうっとりしたり、



フクロウの鳴き声に耳を傾けたり、、、

今までしたことのなかったことを体験しております。


島暮らしが長い方にとっては、きっと当たり前のこと。


都会しか知らない私にとってはシーズンごとに新鮮です。



週末はAMONGの展示会でもお世話になった空間舎というカフェで、

Switcheroo(スウィッチャルー)というブランドのキャンドル展がありました。

作家さんの手作りです。


夏至の夜はキャンドルとともに。

ですって。

明日はキャンドルを灯してみたいと思います。



空間舎のカキ氷もいいけど、
コーラフロートも好きです。



皆様もどうぞ八丈島へ!
(梅雨が明けたら、、、)



都会で八丈島を感じたい方は渋谷にぜひお越しください◎↓


7/10(日)11:00~16:00
7/11(月)12:00〜19:00
場所:ソラハウス
渋谷区神南1-5-14 三船ビル8F
アクセス:渋谷駅 ハチ公口より徒歩10分
トップページの地図をご覧ください。


金子桃子

2016年6月16日木曜日

見えないところで私たちを守ってくれている

隣の部屋に泊まる事になった自衛隊のお兄さんたちのおかげで知った
海上自衛隊の船・掃海艇(そうかいてい)を見学してきました。



中村「船の中、見てみたいなあ」
隊員さん「あ、いいっすよ」

かるーい会話すぎて冗談かと思ったらほんとでした。
そう、一般公開が予定されていたのです。



さて、掃海艇はどんな船かというと、機雷(キライ:地雷の海バージョン)を除去するための船です。
機雷ってはじめて聞いた。自衛隊ってこんな事もやってるんだー、知らんかった。

中村「えーっと、機雷ってどのぐらいあるんですか?」
隊員さん「日本近海には第二次大戦中に撒かれた機雷がまだ5,000ほどあると言われているんです」
中村「ご、ごせん・・・!」

いつ爆発してもおかしくないそれらを発見したら、安全に爆発させるなどして除去しているのだそう。
戦争の傷跡ってこんな形でもいつまでも続いているんだ。



それから、湾岸戦争の時などはペルシャ湾にも遠征したんだそう。
ぎりぎりの危険と常に隣り合わせ・・・。


この船は最高の技術が満載で、一艘10億円ほどなんだそうです。
船体は鉄製ではなく木やプラスチック製。
(鉄だと磁気を帯びやすく、磁気に反応して爆発するタイプの機雷があるらしい)


隊員さん「この一番新しいのはプラスチック製です。木で船を作れる職人さんがもういなくなってしまったんです」


そうか。。。



さて、船内はこちら。隅々までぴっかぴか!

ここは飛行機でいえばコックピット部分。

船長さんたちが海図をみたり、データを解析する場所。

望遠鏡。

これは、海上に浮上させた機雷を打つための発射装置。
この船唯一の武器と言えるようなものだそう。
照準を狙う覗き穴(っていうの?)から覗かせてくれる。


隊員さんが手伝ってあげる。

これは装置を発射させて水中で機雷を爆発させるロボット。

見学者さん「あのー、この目玉は。。。?」
隊員さん「ああ、これは遊びです^^。ロボットだけど愛嬌があった方がいいかなと思いまして」
意外とお茶目。いかにも手でカットしたシートでした笑。



このカプセルみたいなのは、減圧症になってしまった場合に入る特別な装置。

減圧症のことが気になる方はwikipedia先生などをご参照ください◎


減圧症ってことは、相当海中での作業があるのかなあ、と思って聞いてみました。
中村「海中ではどのぐらいの作業をするんですか?」
隊員さん「基本的に7分程度です。万が一の場合に備えて用意してあります。
そして、この中に入ったままヘリで搬送できるようになっています」

反射しちゃって見にくいけど、窓を覗いたところ。中はベッドになっています。



へー!ほー!の連続。




知らないところで私たちの日々の安全や安心を守ってくれている人たちが
ここにもいるんだなあ。



これから自衛隊を考える時、
ここで出会ったお兄さんたちがいる場所って思うだろうな。


子どもたち大喜び。




中村寛子





2016年6月13日月曜日

八丈島の飛行機

こんにちは!

こちら八丈島です。

八丈島はなかなかの霧と荒れ模様で、

今日は飛行機きびしそうだな〜〜

なんて思っていたら、

「ゴーーーーー!!!!」と着陸しました。

「すごっ!」とつい大きな独り言。
朝からパイロットさんに尊敬の念を抱いています。

八丈島の空港の離着陸は難しいらしく、腕のいいパイロットさんがまかされてるとか、、、



八丈島あるある。

飛行機のことは、

1便、2便、3便と呼びます。

1日に羽田から3回飛行機がきます。
なので、そう呼びます。


「何便でくるの?」
「2便飛ぶかなぁ〜〜」
「3便は厳しいだろ〜〜」

みたいなのが日常会話です。笑

これ慣れると普通なんですが、最初は違和感を感じました 笑

八丈島にこれから来る方は知ってると話が早いです。


こんなお天気の時はいいのですが、


真っ白に霧がかかったり、南の風には弱く、飛ぶか飛ばないかあやしい!みたいな時は、とてもスリルがあります。

絶対に帰らないとまずい!と焦ったり、

でも自然のことだからもう諦めるしかな〜〜い!と開き直ったり、

いろいろなドラマがあります。


どうぞ、島に来る時はお天気チェック&島の人に相談してみてくださいね。


天気や風に大きく左右されるこの生活、都会っ子の私にはかなりのカルチャーショックでした。


日々変化があって結構好きです。


島々に行けるヘリもあります↓



梅雨が明けたら沢山の方が八丈島に来ると思うと今から興奮します。


素晴らしい景色、見てもらいたいです!!




この夏、八丈島にはちょっと行けないけど〜〜という方は是非渋谷へ!


7/10(日)11:00〜16:00
7/11(月)12:00〜19:00


渋谷ソラハウスさんにて


八丈島シリーズをご覧頂けます。

八丈島の風を感じてください♪



何度見ても素敵な八丈島在住の海のストールが似合うM様。↓


当日はポーチも納品されているので、予約ではなく、すぐにお持ち帰り頂けます。

貼るとやっぱりすごい
森のストール。


この機会をお見逃しなく♪




金子桃子

2016年6月12日日曜日

亀の足跡を追え!

小笠原からこんにちは。
今日は雨・曇りでしっとりしています。


おやつ。
そう、パッションフルーツ♡
生協で買いました。10個ぐらい入ってて1080円。

ままさん「皮がしわしわになるぐらいになるのが食べごろだよー。もう食べれるけどね」
そうか・・・。
しかし待ちきれない。とりあえず一個食べる。そーそー、この味!


パッションフルーツは産地のこちらでもひとつ100円~280円もする高級品。
なのにマンゴーと違って主役は張れないタイプ・・・。
だけどだけど、このつるっぷちっの酸っぱいグリーンは他にはない魅力があるのです。
(めったに食べられないけど)。

午前中は、たろちゃんに紹介してもらったM氏に山の上や海岸に連れて行ってもらいました。

ここはコペペ海岸。

亀が産卵するために上陸した足跡。

海岸は至る所足跡と亀が掘った穴だらけ。

ちょうど今アオウミガメの産卵シーズンだそう!やったーー!!
私はずっと(なぜか)亀の産卵をみたいと密かに願っていたのです!
必ず見れるそうなので、本当に楽しみ。

やどかり。でかっ!!!夢に出てきそうなぐらいめっちゃいます。


プルメリア。甘い香りに一気に持ってかれます。


こちらは姫椿(島名:ロースード)。満開です。
今がシーズンの島固有種の椿なんだそう。やわらかないーい香りがします。

モモタマナ(という名前の樹)
葉がとても大きいの、分かるかな。独特の風貌がすごく魅力的!

マルハチ(シダの一種)↓
シダの大きな樹をみるといつも、なぜか懐かしくて嬉しくなる。私だけ?


どこを見ても、色鮮やかな花々や大きな葉を広げる植物が豊かに生い茂っている。
雨も空気も全然違う濃い匂い。

この島の空気をちょっとでもお伝えできていたら嬉しいなあ。


では〜これから夕飯にしたいと思います◎


あ、これ!中身だけになっちゃってるヤドカリ。ちょっと・・・見た目が・・・
早く次の家が見つけるといーね。




中村寛子