前半はこちら↓
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おがさわら丸に乗り込んで安心した私は八丈島に向かいました。
八丈富士から港を見下ろしたところ↓
八丈島からたろちゃんたちが乗ってくるまでのんびりしよう。
翌朝、八丈島付近。
大荒れ。
空と海はグレーで境界線がなくなった。
めちゃくちゃ荒れてる。
えっ、一年に一度しか八丈島寄らないのにまさか寄れないってことはないよね??
船内放送
「〜〜、〜〜で、八丈島通過します。」
ええっ?いまなんて?
電波が通じたのでたろちゃんに電話。
「ももちゃーん!ごめーーーん!乗れないー!!!涙
これはももちゃんにとってターニングポイントだね!!とにかく行ってきてー!」
みたいなことを言われ、私はなんと返事したかもう覚えてないけど、一瞬サーっとなった 笑
で、小笠原ってどこにあるの?
えっ小笠原島ってところじゃないの?
どこで降りるの?
こんなトンチンカンな人、多分おがさわら丸に1人だけ。なんの前情報もなくとにかく乗ったのだ。
八丈島からは150人乗るはずで、八丈島の港でみんなは落胆、そしてヤケクソの大宴会になったそう。
私は行くのを辞めることも、引き返すことも出来ず、とにかく小笠原に流れ着いた 笑
島流し、、、
そんな心配はよそに、たろちゃんのおかげで、小笠原の方々には大変手厚くおもてなしをしてもらい、無事にキレイな海に頭もつけられ、御蔵島とはまた違う感じのイルカとも出会えた。
八丈島からのたくさんのお客様を出迎える予定だった小笠原の方々も落胆した様子だった。
「これ、たろちゃんたちにお土産持って行って〜〜!よろしくね〜!また来てね〜〜!」
はあい!また来まーす!と沢山のお土産を預かり、帰りは八丈島で降りた。
皮肉にも帰りは寄港できたのだ。
ここで八丈島に寄ったのがまたミソ。
当初は寄るつもりはなかった。
たろちゃん
「ももちゃーん、夏八丈に住んでみる〜〜?」
「ええ?あーいーねー!いいのか?
うん、いーねー!本当に??」
たろちゃんマジックにより住むところとバイト先まで一瞬で決まった 笑
とにかく身1つで来ればいいよ〜!
自分はただそこにいて、自分の周りの世界だけがパタパタパタと音を立てて整った。
約1ヶ月後、本当に少しの洋服だけ持って八丈島に来た。
都会にいないときっとAMONGのあれこれがやりづらくなるよな〜という不安はもちろんあったけど、それよりとにかく
「八丈島に行く」という流れだった。
夏の間だけ〜と思っていたけど、やっぱり四季を通して体感したくて、今に至りました。
っていう謎の流れに乗って今、
私ここにいます。笑
そして不思議なことに八丈島に一年居ただけで、AMONGは大きくなりました。
たろちゃんをはじめとして、沢山の方々に応援してもらいました。
島で1番大きなお土産屋さんにも商品を置いてもらったり、「アイナスタイル」というロミロミサロンの空間を一緒に作らせてもらったり、八丈島物産展や、大きなスーパーの朝市に出店させてもらったり、、、
普段、AMONGの展示会だけでは知り合えないお客様と沢山出会いました。
八丈島に来たおかげでずっとやりたかったフラもできたし、ハワイとも深く繋がった。
都会にいなければ色々と広がらないなんて完全に思い込みだった。
自分の思い込みをひとつひとつ壊していって、どんどん自由になっています!
おかげさまでここまでこれたので、次のステージです。
中目黒出店まであと27日!笑
(ひとまず1ヶ月間の予定です)
おしまい
AMONG 金子桃子