2019年8月10日土曜日

ゼロをイチにする時のポイント

こんにちはアマングの金子です。


チームラボ、アートミュージアムのチケットを
頂いたので行ってきました(^^)
マンガみたい 笑
M様ありがとうございました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


昨日は昔の仕事仲間の山ちゃん
とアマング2人で久しぶりにお茶ミーティングをした。



山口博久さん(やまちゃん)
ミュージシャンでありヴィーガンの料理人。
かっこよくて優しい頼れる兄貴的存在。



※注
山ちゃんは既婚者で、激かわいくてステキな奥様がいます♪
私たちは「世界のやまちゃん」としてキャーキャー言いたいだけ。
会えば言ってる意味がすぐに分かるよ(^^)
奥様〜!ぜひ今度はご一緒に♪


なんで三人で会ったかというと、
山ちゃんが独立して、これから自分の道を歩みたいのだけど、
色々迷ってるという話だったので、じゃあとりあえずお茶でもとなった。


もうレストランで一緒に仕事していたのは遥か昔だけど、
今でも会えるような関係が続いているのはとても嬉しい。


最近の私たちは、
ゼロからイチにするスタートの段階ではないけど、
感覚的にサンがヨンになるくらいの段階で、
これからどういう風にアマングを展開していけばいいか悩んでいる。


悩むといっても私たちの悩み方は、
ライトでポップで暗くなりにくいのでご心配なく!笑
でも確実に停滞感があった。




こうみえて停滞中の人(中村)



未知なる道を進んで行くとき
(これは誰しも一緒ですよね)
正解がないもんだから、悩みますよね〜

「私の人生はこれでいいのか?」

サラリーマン時代に比べたら、
やらされてる感は一個もないから、
もやっとすることはもちろん激減したけど、
この問いはいつもそばにある。

もちろんどれを選んでも良いし、何が間違いという話でもない。



「結局、自分はどうしたいのか?」



こう見えて停滞中の人、その2(金子)



この問いはいつも心の奥にずっとにある。
でも、忙しくしてるとそれに気づかないフリができる。


まあでもフリだから、またある時ふわっと浮上してくる。
これはどうやら一生続くらしい。笑


この問題と向き合うのは結構エネルギーがいる。
めんどくさいし、逃げたくなるし、
辛い時もあるけど、向き合わないと
「ちゃんと生きた」
感じがしないんじゃないかなと思っている。


山ちゃんの話を色々聞かせてもらうと、
やりたいことは実はもう明確だった。

バンドで海外ツアーにあちこち行って、
カルチャーの一つとしてのヴィーガン料理を体感している山ちゃん。



温厚な人柄とは真逆の
パワフルさを見せてくれるライブ。
アキレス腱切ったことあるくらい激しい。



もっと楽しく。もっとカッコよく。
気軽にヴィーガン料理を楽しめるように。

そんな願いがしっかりあって、

「それが日本で出来るのは自分だけ」
と言い切ったやまちゃんにズギューン!!と2人で痺れた。笑

山ちゃんは好きな海外アーティストのツアーに同行して、
専属の料理人がしたいそうです。


へーそうなんだー!いーじゃーん
ぴったりー!
でもそれ言っておいてもらえないとわかんないよね〜

ツアー中ずっとやまちゃんの料理が食べられたら、
いい演奏できそうだよなぁー





音楽をずっとやってきた山ちゃんだからこそ、
ミュージシャンに寄り添った料理ができるんだろうなー


そして今後は、
パンクで楽しいお料理動画を配信してくれるらしい。
それって英語でやるのかな?
英語の勉強も一緒にできたら尚良いね♪
見たい!絶対見たいよ!
とりあえず今月中に一本スタート。

待ってまーす!



とにかくはじまりは、
こういうことをやりたいんだ、と言う。
人に話す。発信する。
これは自分にとっての宣言にもなる。



それだけなんだけど、ここ結構、
固定概念が邪魔してくるところなんだよね。


こんなことできないよね
こんなこと言ったらなんて思われるかな
そもそもやり方が分からなすぎる、、、などなど


でも心の中で思ってても誰にも届かない。
周りは力になりたくてもなれない。
本当は力になりたくて仕方がない。


こう!と言っておいてもらえたら、
「あ、やまちゃんにこの人紹介したらよいかも〜」
と勝手にやまちゃんのことを好きな人が動いちゃう 笑


まず
自分の中でやりたいことをクリアにする。

そのことを言う、誰かにやり方を聞いてみる。

自分にも言い聞かせてることになるから
精度の高いアンテナが立って情報が集まる。
それを聞いた人が話を持ってきてくれる。
誰かを紹介してくれる。

いまやれることをいっこいっこやっていく。



これの繰り返しだわな!

と思ったわけです。

これに終わりはないんだ。



今日の注目すべきポイントは
まず、とにかく言うってこと。

つまりオーダーですね。

料理のオーダーしてないのに、
まだこないなぁー
お腹すいたなぁーって
テーブルで待ってるのと同じ。笑

それじゃあご飯こないわ〜
ちゃんと注文してから待ってね。

いやほんとにそうよねーと、
私たちも噛み締めました。


イメージは、
懐かしきビストロスマップの


チリンチリンチリン!


「オーダー!海老を使った料理〜!」



みたいにさ、指示してくれないとシェフは料理つくれないの 笑
中居くんのあの一声が重要なの。




だから
何がしたいのか、
ちゃんとオーダーしよう
って話でした。



突然ですが、アマングもオーダー!


「海外にお店をつくる!まずはタイ!」
「世界の天然石でアクセサリーを作る!まずはピアス」


いやーこういうあてもない未来を創造していくのが面白いのに、
すっかりつまんない思考になってしまっていた、、、

危なー

あてもない目標はやり方が分からないからワクワクする。
どんな方法でどんな出会いでたどり着けるのか今は分からない。


オーダーする時のポイントは、
どうしたらそれを達成できるかとか、
これがあればできるとか、


一旦無視!笑


できない言い訳を探さない。
それは変化したくない言い訳。


そして、自分の小さな小さな経験やアイデアの中から
目的地にたどり着こうとしないこと。

全部自分でやろうとしないこと。
人の力を借りる。

人の力を借りないで、自分でなんとかしなさい、
っていつのまにか教えてこられたような気がするけど、、、

それだと上限すぐきちゃうんだけど!笑

まずは、一人ではできないことを知ること。
もちろんできることはやる。

バカみたいとか、
もっと現実的に考えなよ、
とか言う人には近づかなくていい。

いいじゃん、いいじゃん!やろうよ!
と言ってくれる人が、実はたーくさんいる。

まず心が折れないように、
最初に誰に話すかは大事かもね(^^)

やりたいことは
なんでもやってみよう!




ではまたー!



AMONG 金子桃子




















2019年8月2日金曜日

9店舗展開の裏話〜ハンカチの底力〜

こんにちは!アマングの金子です。
上半期を駆け抜けて、結婚して、
タイに行って(アマング研修旅行♪)、
風邪ひいて、長引いて、今ここです 笑
皆さまお元気ですか?(^^)

【伊勢丹三越グループ、彩り祭】
で各地の百貨店で同時販売して頂けることになりました!
え!そんなことってあるの?

8/21〜9/10までの三週間です。
場所は婦人雑貨売場、ハンカチ売場の周辺です。



【伊勢丹立川店】※8/21〜27 アマングの専属スタッフおります。
金子と中村もタイミングで店頭におります!
8/21〜27立川店はストールなどご用意しています。
【伊勢丹浦和店】
【伊勢丹静岡店】
【札幌三越】
【仙台三越】
〈取り扱いアイテム〉新型のバッグ、ポーチ、ハンカチ



新型バッグはSサイズとMサイズの間をつくりました。


【伊勢丹相模原店】
【新潟伊勢丹】
【伊勢丹府中店】
【高松三越】
〈取り扱いアイテム〉ポーチ、ハンカチ ※バッグの販売はありません。


同時に9店舗の百貨店で、
アマングの商品が一部ではありますがご覧頂けます!
なんか不思議〜!!
ありがたや〜こんな未来が来るなんて想像してなかった、、、

こうなるまでの流れが面白かったので書いておきますね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時折、【アマング】とは、
どんなブランドなのか?どのようにしていきたいのか?
と問いかけています。

やっぱりやりながら変化するから、
その都度、軌道修正が必要なわけです。


アマングをはじめた5年前とは、もう私も中村も変化している。
それに伴ってアマングが変化していくのも当然のこと。



以前の私は、
「変化しちゃっていいの?」
「最初に決めたこと、貫かなくていいの?」みたいな気持ちがあって、
変化することに抵抗があった。(なんの刷り込みだよー 笑)


一方、中村は私から見たら、
「そりゃー生きてるんだから変化して当然でしょ!」と思っていて、


私も次第にそれに慣れていった。
一緒にいる人の思考は影響大である。

どう考えても変化するにきまってるじゃんね





関係無いけどホワイトタイガー



いつも選択の連続で、正解がない分、決め手が難しい。


あるとしたら、「やりたいようにやる」
のがきっと正解なんだけど、笑

経験を重ねると、

「こうだったらいいだろう」

「こうすれば売れるだろう」

みたいな考えがいつもよぎってくる。

それも大事だけど、気をつけないと、
すんごいつまんないものになっていく。
うぅつまらん。


バランスをとりながら、
あえてチャレンジを続けるってのがミソなのか?
矛盾してるか。


で、ハンカチはご存じの方もいらっしゃるように
ベースがアマングのファーストコレクション、
セカンドコレクションのストールの柄がほとんどなのです。
アマング初期のものってことです。


        海のハンカチ 御蔵島


製法も手捺染(てなっせん)という型染めではなく、
インクジェット製法といって、機械で染めていきます。

お家にあるような紙のプリンターの巨大版をイメージしてもらうといいと思います。

型がないので、カラフルな多色刷りに向いています。
機械で染めているといっても、同じ横浜の工場で、
専属の職人さんがいて丁寧に染められています。



だから、ストールとはちょっと雰囲気ちがうな〜と思った方は正解で、
そもそも染め方もデザインの仕方も違うのです。



それで、手捺染のストールやバッグが商品の大半になった今、
インクジェット製法の雰囲気はちょっと違うかもなぁ〜と思って、
売り切りにして終わりにしちゃおっかーと中村と話していた。


こちらは手捺染


しかし、まだ在庫があるので、
それを売り切ってしまいたいなーということを、
重松さん(IDEC 横浜企業経営支援団体)に話した。


重松さん
「これはハンカチなんだけど、
綿のスカーフとして首にも巻いてもかわいいですよ!
って感じで推してみよう。
スカーフと思えば2000円は安いから。」と言ってもらい、

中村、金子
「はーい!写真入りのPOPつくりまーす。
次は伊勢丹浦和店だから、その時に試してみます
ー!」





こんな感じの巻き方popを作ってご提案

私たちのいいところは、
良いと思ったことは受け入れ、
「すぐやる課」であるところ 笑

とりあえずやってみて、
それから反応見て考えよう〜とできるところが強みですね。
自分で自分の強み言ってみるのおすすめです。
1人だとやりづらいかなぁ、、、





そんな私たちにご褒美か!?






なんと伊勢丹浦和店の搬入当日、


売場が急に拡大した 笑




えっ 広いんだけど!
byヒロコ氏(中村)


いつも商品パンパンで全部並べきれないのに、
むしろハンカチも広げないと売場が埋まらないくらい!

ハンカチがこんなに広げて見せられたのは初めてだった。
販売終了になる!と焦ったハンカチたちが必死に底力を見せてきたのだ 笑



「もうこの柿の木は実がならないから切っちゃうぞ〜」

というと慌てて実をつけるみたいな話となんか似ている。笑


そして売場で巻き方提案も含めてよく見せられたので過去最高にハンカチが売れた。
売場での見せ方は本当に大事である。


で、それを見ていたバイヤーさんが、
ハンカチ売場に新風を吹かせたいとのことで、
8/21〜秋の立ち上がり企画「彩り祭」で、
伊勢丹三越の9店舗でお取り扱い頂けることになったのだ。

ありがたーい!!重松作戦大成功!!

しかーし!
ここでぬか喜びしてはいけない。
(経験を感じますなー)


何故なら在庫を持つのは私たちだからだ。笑
リアルでおもしろいでしょ♪

それなりの数を最初に仕入れるのはメーカー(ここではアマング)だ。
先に注文をもらって買取の場合は別だけど、
今回は売れなかったら戻ってくる委託。
博打だよね!


売れる努力はするけど、売れる保証はない。
すごいよね!商売って。

誰かが「これはいい!」
と思って商品化されたモノが世の中にはたくさんある。
そこには見えないけど、
誰かの時間とエネルギーがたくさん詰まってる。
それを私たちは選びたい放題の日々。
選ぶ楽しみをありがとう。
選べるって幸せなことだ。

さて、今日のあなたは何を選びますか?(^^)


あ、というわけでハンカチしばらく続けてみます!笑
ありがとうハンカチ!

今日もよい一日を〜


AMONG 金子桃子